アマカン講談師の講談的ひとりごと

講談と講談師について、アマチュア講談師が気ままに語ります。

第三十席 音声入力 3つの魅力

最近、すごーく素敵なものにハマってしまってます。

 

え?それって講談以上に素敵なものですか?

うーん、うーん、うーん(考え込む)

 

そうですね。

講談と同じ位に素敵なものです。

講談にハマッた時と同じくらいにハマりました。

 

 

こうやって、ブログに何か書こうと思った時に、

キーボード打ちますよね。

 

パソコンのキーボードであったり、タブレットのキーボードであったり。

いずれにしろキーボードを打たないと、画面に文字というのは出てこないんです。

 

というふうに、つい最近まで思ってました。

ところが、そんなことをしなくても、自分のしゃべったことがほぼ正確に

画面の上に現れるんです。

 

話には聞いたことがあったけれども、

しゃべったことが画面の上に文字になって出てくる

 

喋ってるだけなのに、タブレットやパソコンに文章が書ける

これ、本当に感動的。

 

そうです。

私がハマッているのは、「音声入力」なんです。

 

たまたま、iPadの使い方を検索していて、音声入力について熱く語っているブログを見つけました。

そのブログを読み進めるうちに、どうしてもiPadで音声入力がやりたくなってしまったのです。

 

講談をやるように話していることがそのまま文章になれば、

講談を作る時も、キーボードを触らずに出来上がるんじゃない?

 

ブログも、しゃべっていれば記事が増えていくんじゃない?

これってスゴイじゃんと、本当に久しぶりにワクワクしたのです。

 

この音声入力のすごさはいろいろあるんですが、

私は敢えて3つだけはどうしても挙げたいと思います!

 

①  楽ちん

    キーボードを打たなくてもいいんです。

    タイピングが必要ないんです。

    わざわざキーボードを打つ体勢にならなくてもいいんです。

    つまり、パソコンやタブレットに向かわなくていいんです。

 

     え?それだけ?

     いや、それだけっておっしゃいますけど、

     これ、毎日の積み重ねを考えるとすごく違いませんか?

 

     そもそも、キーボード打つ目的って、画面の上に文字を出すことですよね。

 

例えば、ふるさと富山に今年も帰省しますが、その帰省の手段を考えてみましょう。

1 北陸新幹線を使う

2 各駅停車を乗り継いで行く。

3 飛行機で富山空港まで行って電車に乗り換える。

4 頑張って自転車で行ってみる。

5 車で帰る

 

この5つの方法がありますが、いやもっとあるかもしれませんけど、

着地点は同じなわけです。

私の実家に到着すると言う着地点です。

 

どの方法を取ろうかなと考えるまでもなく、私は自分にとっては一番楽な、1の方法をとります。

 

話を音声入力に戻すと、画面に文字を打ち出すと言う着地点に至る方法は、

1 キーボードを1本指でポチポチ打つ

2 キーボードをブラインドタッチでなめらかに打つ

3  キーボードを打たずに、iPadの前で何かをしゃべる

 

まぁ、この3つの方法があると思います。

この中で1番楽な方法は、考えなくても悩まなくても、3の方法ではありませんか?

 

今となっては、幸いなことに私はタイピングが決して早くないんです。

だから、なおのこと、音声入力にハマッたたと思っています。

 

もし私が、ものすごく早くタイプが打てたら、

「だって、早く打てるから、今さらねー音声入力なんてねー」

ということになっていたかも。

 

しかし、音声入力は、タイピングの遅い私でも、画面の上に早く文字を打ち出すことができるんです。楽に打ち出すことができるんです。

 

早くて楽〜

Yahoo!の路線検索で選ぶのは、早くて楽な路線ですよね。

それと同じです。こじつけかな(笑)

 

タイピングのやり過ぎで腱鞘炎になって医者に通ったり、

ずっと座っていて腰を痛めて整体に通ったり、

タイピングは、意外と医療費のかかる結果が待ち受けている場合もあります。

 

アラカンになると、目も肩も腰も20代とは違うんです。

あ、 40代とも違いますけど。

 

ですから、アラカンだからといって新しいことを避けていてはいけません。

アラカンだからこそ、楽ちんな方法を追求すべきではないでしょうか?

 

 

 ②  お手軽

音声入力は楽ちんな上に、お手軽です。

 

頭の中にいろいろ浮かぶことありますよね。

特に、朝起きたときに良いアイディアが思いついたら。

「あ、これはメモしておいたほうがいいな」

「でも、今メモが出せない、書くものもない」

「大丈夫、後で書こう」

などと思っていても、

メモしようと思ったときには、ほとんど忘れているのです。

 

ときには、メモしようと思ったことさえも忘れているのです。

なんてったって、アラカンですから。

 

しかし、枕元にスマホを置いて寝れば、思い浮かんだことをその場で音声入力できるんです。

 

難しい操作は入りません。

読めない字を書く心配もありません。

 

ですから、私は、スマホだけはバックの中でゴソゴソ探さないくていいように、

決まった場所に必ず入れています。

 

何か思いついたら、残せるように、

忘れてはいけないことをメモしたりするために、

すぐに取り出して「○△□☆」と声に出してメモすることにしています。

 

 お手軽と言うのは、楽ちんとも通じるところがあります。

しかし、何でも、手軽で楽と言うのは素晴らしいことではありませんか?

 

どうやったら楽にできるか

どうやったら「わざわざ」と言う感覚を持たずにいろいろできるか

 

そういうことのために頭を使うのは、とても大事だと思います。

 

 

③ 脳トレ効果

音声入力をやっているとよくわかるのです。

自分の頭の中で整理されていない事は、ちゃんとした文章にならないなと。

 

普段話すときに

「えーと」とか「あのー」とか「あー」とか言ってしまいますよね。

 

それ自身は悪いことだとは思いません。

 

けれども、自分の頭の中でちゃんとこなれていることであれば、

そういった「えーと」とか「あのー」とかはむやみには出てこないー

ということが、音声入力をしてみてよくわかりました。

 

知識があやふやなことは、音声入力で文章にすることがなかなか難しいです。

 

しかし、音声入力を続けていると、普段話すときに

「えーと」とか「あのー」とか「あー」という言葉?を

言わないように意識するようになってきたのです。

 

つまり、頭の中で、言うべきことを整理しながら言うようになってきたのです。

これは、思わぬ効果でした。

これを、私は「音声入力の脳トレ効果」と勝手に呼んでいます。

 

脳トレには、漢字であったり、簡単な計算であったり、パズルであったり

いろいろなものがあります。

 

どれも、それぞれ効果があると思います。

しかし、歳を重ねるにつれて言葉が出にくくなる

やたら、「えーと」が多くなることに対して効果のある脳トレは、

私は今のところ聞いたことがありません。

 

音声入力をしてみて、自分の頭の中がいかに整理されていないかー

それを確認して、

さて、どうする?

 

喋る時に「えーと」を一回でも減らそう、

スラスラ話せることを自分で見つけよう、勉強しよう

そう思うことこそが、脳トレではないかと思います。

 

以上、音声入力の魅力、

楽ちん  お手軽  脳トレ効果

本当にありがたい。

 

音声入力の開発者の皆さまと

音声入力を熱く語っているブロガーの方に感謝です!

 

(このブログ、3,058字、時に立ち上がりながらiPadを使って音声入力で書きました)